今回の記事はリサイクル着物店「たんす屋」の口コミ評価、買取の評判を解説します。
たんす屋は全国に実店舗を構えるリサイクル着物店です。現在は40店舗ほどですが、最盛期は直営店とFC店を合わせて100店舗を超える規模で、リサイクル着物業界では最大手でした。
運営元の東京山喜が倒産し、2020年9月から「まるやま・京彩グループ」へ事業が移ったこともあり、色々な意味で「たんす屋」の名前を知っている人は多いと思います。
たんす屋の評判は「そこそこ良い着物が安く買える」と昔から評価が高く、実際に「相場の10分の1程度」の金額で着物が購入できるため、気軽に和装を楽しみたい人に人気があります。
同時に「着物の買取も安い」と酷評も受けてましたが、総合的に見ると「たんす屋の評判は良い」と思います。
「たんす屋」についてもっと知りたい人は続きをご覧下さい。
たんす屋の口コミ評価と評判
「たんす屋」の口コミを紹介します。まずツイッターの呟きは「販売に関してはポジティブな評価」が多く確認できました。
「たんす屋」の販売価格は評判が良いようです。
いまね日本橋でたんす屋のセールしてるんですよ〜安いのは500円からあって1〜3万円でいいもの探せるので…1万5千円で大島買っちゃった…😊柔らか物もいっぱいありました。ただ1人に店員さんが1人ぴったり付くので捌けない人はむずかしいかな… pic.twitter.com/IgPntcIExd
— ヤナギ (@fujimitsu_kamui) March 22, 2019
おかしいな…またたんす屋さんで長着を買ってしまった…
1000円セールなんてしてるからつい…— ひび (@maru1mary) March 20, 2019
しかし「たんす屋」は店員さんが接客してくるため、一人でゆっくり見て回りたい人には「ウザい」と感じることもあるようです。
軽い気持ちでたんす屋創業祭行ったら、お店の人が接客つくのね💦💦
テンパリました💦
普段洋服見るとき、接客してほしくないけど、和服は詳しい人いるとありがたいね😊
緊張したけど💦— ごまごま (@gomanobakauke) March 23, 2019
三越栄のたんす屋祭りに着物を見に行った。
ずっと店員さんがついてきて、すごく鬱陶しかった。
選ぶのに邪魔になってたすごく不快でした。
たんす屋は初めてきたけど、こんな押し売りな感じなお店のかと…— さや (@saya_nagoya) March 2, 2019
確かに激震。
たんす屋さんは、きちんとクリーニングした着物をだしてました。それであの金額、やっていけるのかと思ったけど、やっぱりキツかったのかなあ。あの値段見たら、買取価格が安いのも頷けます。
きもの業界に激震【第73回 リサイクル通信】 https://t.co/Z0cU0a0zWp— 黒猫屋 (@kuroneko_kimono) May 5, 2020
たんす屋の着物買取は評判が悪い
たんす屋は「お店で買取した着物をお店で販売」というリサイクルショップのようなスタイルなので、販売価格が安ければ買取価格も必然的に安くなります。
抽斗の中から着物関係の領収書&レシートの山が出てきた。たんす屋さんに買い取っていただいた時の伝票まで…。全部で4枚あって、だんだん買取価格が下がっていって、最後の4回目はゼロになってる…生々しい…。
— JACK (@JACK72595798) September 29, 2020
成人式振り袖一式、60万円で
買ったのを #たんす屋 に
買い取りしてもらったら
1万円にもならなかった😭
足元見られたかな?— KWSM-SOR (@kwsm_sor) April 21, 2020
運営が「まるやま・京彩グループ」に変わっても「安く着物を買取」というスタイルは変わっていないようです。
たんす屋の着物買取は、悪魔のレビューサイト「ヒカカク」でも評判は良くありません。
宅配買取りをお願いしました。
未使用の反物を15本、西陣帯を10本(10万以上のもの含む)などを送りました。
購入はかなり前とはいえ、帯など金糸を使った高価なものなどで当時で30万以上と元手が掛かっているのに買取り額は何と500円!あり得ません、酷い査定額です。
オークションに出しても一本4000円付くのに高級西陣帯が50円とは?
ゴミ以下の廃品回収業者並みの買取り業者です。これから売る方は絶対に使ってはいけません。★はマイナス5です。引用元: ヒカカク
母の訪問着10枚、大島紬1枚、帯12本、私の振り袖1枚、帯1本、
全てで 7千円の査定。安さに驚きました。
こちらクリーニングも良くありません。引用元: ヒカカク
たんす屋の評価をまとめると、「たんす屋で着物を購入するならお手頃価格でおすすめ」です。
たんす屋リピーターからすると「たんす屋の買取が安いのは仕方がない」と納得する声も聞こえます。
しかし、たんす屋を「着物買取オンリー」で利用しようとすると評価は最低です。上手に「販売と買取」を使い分けできれば、総合的にたんす屋の評価は高く見て良いと思います。
リサイクル着物「たんす屋」について
最後に「たんす屋」の経歴や運営元について簡単に解説します。
先に紹介した「口コミ」と合わせて、最終的にはご自身で「たんす屋」の評価をしてみて下さい。
たんす屋の運営について
たんす屋の設立は東京山喜株式会社ですが、現在の運営は「まるやま・京彩グループ」の子会社である「たんす屋株式会社」です。
東京山喜は1924年に創業した老舗です。元々は問屋や販売をしていましたが1999年に始めた「たんす屋」がヒットし、直営店とFC店を合わせて100店舗を超える規模に成長しました。
着物専門のリサイクルショップはおそらく「たんす屋」が初です。
リサイクル着物のパイオニアとして君臨していましたが、「バイセル」や「着物10」など着物の買取専門店が台頭し、シェアを奪われる形で経営が悪化。コロナショックで止めを刺されたと言われています。
たんす屋の事業を引き継いだ「まるやま・京彩グループ」は1971年に設立された着物専門企業です。
着物の販売、手入れ、着付け、リユース、レンタル、写真スタジオ、ECなど「和装の総合サービス」を展開しています。
今のところ「たんす屋の評価」は東京山喜時代と変わっていませんが、着物のサービスが充実した「まるやま・京彩グループ」に組み込まれてどう変化するのか?楽しみです。
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