たんす屋の評判「民事再生」で悪い口コミ評価は変化したのか?

買取店・リサイクルショップ

今回の記事はリサイクル着物店「たんす屋」の口コミ評価、買取の評判を解説します。

たんす屋は全国に実店舗を構えるリサイクル着物店です。現在は40店舗ほどですが、最盛期は直営店とFC店を合わせて100店舗を超える規模で、リサイクル着物業界では最大手でした。

運営元の東京山喜が倒産し、2020年9月から「まるやま・京彩グループ」へ事業が移ったこともあり、色々な意味で「たんす屋」の名前を知っている人は多いと思います。

たんす屋の評判は「そこそこ良い着物が安く買える」と昔から評価が高く、実際に「相場の10分の1程度」の金額で着物が購入できるため、気軽に和装を楽しみたい人に人気があります。

同時に「着物の買取も安い」と酷評も受けてましたが、総合的に見ると「たんす屋の評判は良い」と思います。

「たんす屋」についてもっと知りたい人は続きをご覧下さい。

たんす屋の口コミ評価と評判

「たんす屋」の口コミを紹介します。まずツイッターの呟きは「販売に関してはポジティブな評価」が多く確認できました。

「たんす屋」の販売価格は評判が良いようです。


しかし「たんす屋」は店員さんが接客してくるため、一人でゆっくり見て回りたい人には「ウザい」と感じることもあるようです。

たんす屋の着物買取は評判が悪い

たんす屋は「お店で買取した着物をお店で販売」というリサイクルショップのようなスタイルなので、販売価格が安ければ買取価格も必然的に安くなります。

運営が「まるやま・京彩グループ」に変わっても「安く着物を買取」というスタイルは変わっていないようです。

たんす屋の着物買取は、悪魔のレビューサイト「ヒカカク」でも評判は良くありません。

宅配買取りをお願いしました。
未使用の反物を15本、西陣帯を10本(10万以上のもの含む)などを送りました。
購入はかなり前とはいえ、帯など金糸を使った高価なものなどで当時で30万以上と元手が掛かっているのに買取り額は何と500円!あり得ません、酷い査定額です。
オークションに出しても一本4000円付くのに高級西陣帯が50円とは?
ゴミ以下の廃品回収業者並みの買取り業者です。これから売る方は絶対に使ってはいけません。★はマイナス5です。引用元: ヒカカク

母の訪問着10枚、大島紬1枚、帯12本、私の振り袖1枚、帯1本、
全てで 7千円の査定。安さに驚きました。
こちらクリーニングも良くありません。引用元: ヒカカク

たんす屋の評価をまとめると、「たんす屋で着物を購入するならお手頃価格でおすすめ」です。

たんす屋リピーターからすると「たんす屋の買取が安いのは仕方がない」と納得する声も聞こえます。

しかし、たんす屋を「着物買取オンリー」で利用しようとすると評価は最低です。上手に「販売と買取」を使い分けできれば、総合的にたんす屋の評価は高く見て良いと思います。

リサイクル着物「たんす屋」について

最後に「たんす屋」の経歴や運営元について簡単に解説します。

先に紹介した「口コミ」と合わせて、最終的にはご自身で「たんす屋」の評価をしてみて下さい。

たんす屋の運営について

たんす屋の設立は東京山喜株式会社ですが、現在の運営は「まるやま・京彩グループ」の子会社である「たんす屋株式会社」です。

東京山喜は1924年に創業した老舗です。元々は問屋や販売をしていましたが1999年に始めた「たんす屋」がヒットし、直営店とFC店を合わせて100店舗を超える規模に成長しました。

着物専門のリサイクルショップはおそらく「たんす屋」が初です。

リサイクル着物のパイオニアとして君臨していましたが、「バイセル」や「着物10」など着物の買取専門店が台頭し、シェアを奪われる形で経営が悪化。コロナショックで止めを刺されたと言われています。

たんす屋の事業を引き継いだ「まるやま・京彩グループ」は1971年に設立された着物専門企業です。

着物の販売、手入れ、着付け、リユース、レンタル、写真スタジオ、ECなど「和装の総合サービス」を展開しています。

今のところ「たんす屋の評価」は東京山喜時代と変わっていませんが、着物のサービスが充実した「まるやま・京彩グループ」に組み込まれてどう変化するのか?楽しみです。

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