コメ兵の評判が悪すぎて口コミが笑えないレベル

買取店・リサイクルショップ

中古市場トップクラスの売上を誇る「コメ兵」について、サービス内容や口コミの評価などを解説します。

「いらんモノはコメ兵へ売ろう」のキャッチコピーで一躍有名になったコメ兵は全国に63店舗の直営店があります。

店舗は「西日本」と「関東地方」だけで数も多くありませんが、運営元のコメ兵ホールディングスは「中古売上ランキング2021」で3位に入っている業界トップクラスのリユース業者です。

「いらんものを買取するコメ兵」だけの売上ではないため他のリユース企業と単純に比較するのもアレですが業界3位は凄いですね。

そんな一流企業の運営する「コメ兵」の評価が気になり調べたところ「想像以上に低評価で売る気が失せそう」でした。

コメ兵についてもっと知りたい人は最後までご覧下さい。

買取「コメ兵」の評価

今回の記事では業界トップクラスのリユース企業「コメ兵HD」が手掛ける「コメ兵」を評価します。

コメ兵の口コミ総合評価

まず手っ取り早く「コメ兵の口コミ評価」をまとめた表をご覧ください。

口コミサイト 評価
みん評 2.7(25)
ヒカカク 3.1(131)
google 3.5(平均)
ブログ・SNS 2.5(平均)

個別の評価は後ほどまとめますが、甘いレビューが多いgoogleとブログでも厳しい評価が下されていました。

※google口コミは店舗毎に評価があるため全体的な総評です。「コメ兵+店舗名」で検索することができます。

コメ兵の悪い口コミ評価

コメ兵の口コミで低評価が付いたレビューは、一言でまとめるなら「買取の品物を選ぶ」です。

  • 完備品以外は査定額が低い
  • ブランド品以外は査定額が低い
  • 店員の接客態度が悪い

ブランド品であっても付属品が無いものは査定額が低く、マイナーなブランドは取り扱わないとの報告もあります。

また「店員の態度が悪い」というレビューはちょいちょい見かけました。コメ兵の店員さん全てではありませんが、接客態度は査定額以上に低評価になる原因なので気を付けた方が良いですね。

コメ兵の良い口コミ評価

コメ兵の口コミには良い評価も当然あります。フェアな評価をしたいので何とか分析してまとめてみます。

  • 品物が多い(販売)
  • 清潔感があり入りやすい
  • 完備品は高価買取

分析して感じたことは「コメ兵の販売は高評価」です。品数が多く接客も丁寧とのこと。買取とは逆ですね。

買取のレビューは「状態が良く付属品も全て揃っている一流ブランド品」は査定額が高額のようです。

コメ兵の概要

業界トップクラスのリユース企業「コメ兵HD」は業績が右肩上がりなのに対して、買取「コメ兵」の評価が悪い理由は何故なのか?

「コメ兵HD」と「コメ兵」について調べました。

コメ兵の成り立ち

まずは「コメ兵」について概要を簡単に解説します。

コメ兵の1号店は1947年に名古屋市に出店した「古着屋」とされています。

遡ると1897年に設立したお米屋さん「米兵(こめひょう)」が本家筋のようですね。看板をそのまま使って古着屋「米兵」を開いたのが現在の「コメ兵」の元祖です。

1947年は戦後GHQの支配下にあった激動の時代ですので、現代のようなお洒落な古着屋ではなく、もっと切羽詰まった感じだったと想像されます。

そして「いらんモノは米兵へ売ろう」のCMで一躍有名になった「米兵」は取扱い品目と店舗を増やし事業を拡大。1987年に現在の「株式会社コメ兵」へ社名を変更しました。

「米兵(こめひょう)」はアメリカ軍の「米兵(べいへい)」とも読めてしまい、実際に「米軍と関係がある」と誤解を受けることがあったためカタカナを混ぜた「コメ兵」にしたそうです。

コメ兵HDとコメ兵

全国に63店舗ある買取店「コメ兵」は「コメ兵ホールディングス」の始祖となるリサイクルショップですが、現在では「コメ兵HDの事業の一つ」という立ち位置です。

コメ兵HDは企業買収を急激に増やしており、多くの子会社を抱え事業を展開しています。

コメ兵HDの事業
  • リユース事業(株式会社コメ兵)
  • オークション事業(株式会社KOMEHYOオークション)
  • アパレル事業(株式会社イヴコーポレーション)
  • 時計事業(株式会社シエルマン)
  • 高級商材事業(株式会社K-ブランドオフ)
  • 海外事業(上海、タイ、香港、台湾)
  • タイヤ・ホイール事業(株式会社クラフト、株式会社オートパーツジャパン、株式会社フォーバイフォーエンジニアリングサービス)

ここ数年で事業(子会社)は一気に増えましたね。M&Aを繰り返すコメ兵HDはリユース業界のソフトバンクのようです。

M&Aによる事業の拡大は悪い事ではありません。対象を「リユース事業」に絞っているためコメ兵HDのM&Aは素人目に見ても上手いと思います。

「査定」や「贋作」をデータベース化し、リソースを上手く利用している点も優秀です。

しかしコメ兵HDが中古市場で売り上げを伸ばしている背景は「コメ兵」ではなく「M&A」です。

グループ全体的には利点を上手く利用してはいるものの、接客や査定など「買取のニーズ」を取りこぼしているようにも思えます。

買取「コメ兵」口コミ評価のまとめ

買取・販売を行うリユースショップ「コメ兵」をまとめます。

コメ兵の買取は付属品が揃った「完備品」は高価買取が期待できますが、「付属遺品が無い」「ノーブランド品」は査定額が著しく低いと口コミでは低評価でした。

態度の悪い店員さんがちらほら在籍しているようで、買取品目に自信の無い人は心の準備が必要ですね。

しかしコメ兵の買取は「店頭買取」「出張買取」「宅配買取」の他にライン査定やビデオ査定もあるので、ざっくりとした査定額を知りたい時には便利です。

コメ兵のフリマアプリ「KANTE」

コメ兵の買取とはあまり関係はありませんが、株式会社コメ兵はフリマアプリ「KANTE」をリリースしています。

「KANTE」はメルカリのようなフリーマーケットアプリですが、プロの目利きが「本物と偽物」などを鑑定するため個人間でも安心してブランド品を取引できます。

コメ兵の鑑定士が暇を見て目利きをしているのでしょうか。

公式サイト コメ兵
買取方法 店頭買取・出張買取・宅配買取
店舗 関東・中部・関西・中国・九州
買取品目 ブランド品、腕時計、貴金属、ジュエリー

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