バイセル「やばい・うざい・ひどい」の評判は本当なのか?

バイセルやばい・うざい・ひどい 買取店・リサイクルショップ

前回は着物の出張買取に強い「バイセル」の解説をしました。

今回は「バイセル」でウェブ検索をすると「やばい」「うざい」「ひどい」など不穏なサジェストが表示される件について解説したいと思います。

「やばい」「うざい」「ひどい」のキーワードは、サジェストだけでなく「関連キーワード」にも反応しており、どう考えてもバイセルの評判は穏やかではありません。

ちなみに「サジェスト」や「関連キーワード」とは一緒に検索される単語のことです。

「バイセル」で検索する人の多くは「バイセル やばい」「バイセル うざい」「バイセル ひどい」と打ち込んで検索していることを意味します。

「やばい」「うざい」「ひどい」は非常にネガティブなキーワードですが、バイセルはサジェストにまで表示されるほど悪いイメージを持たれてるわけですから相当ヤバイセルですね。

調べてみると原因の大半は過去に受けた「消費者庁の行政処分」が関係しているようです。現在の「バイセル(株式会社バイセルテクノロジーズ)」が全くの無関係とは言いませんが、行政処分を受けたのは別の会社が運営していた時でした。

当時のバイセルは何が起こったのか?本当に別の会社なのか?そして行政処分を受けてバイセルは改善したのか?

2015年に起きた事件ですが分かりやすく解説しますので、気になった人は最後までお読み下さい。

バイセルの現在の評価を知りたい方は過去の記事をご覧下さい。

バイセル「やばい」「うざい」「ひどい」

「バイセル」でウェブ検索すると関連キーワードとして「やばい」「うざい」「ひどい」が表示されます。

まず「やばい」の意味ですが、現代の表現では「良やばい」と「悪やばい」の正反対の意味を持ちますが、バイセルの「やばい」は危機的状況で使われる「悪やばい」のようです。

「バイセルの買取は高価過ぎてやば~い」のような肯定的な意味も少しはありそうですが、サジェストに表示される「やばい」は従来から使われるダメな方の「やばい」です。

「うざい」「ひどい」についてはそのままの意味です。バイセルは非常にネガティブなイメージを持たれているようです。

何故バイセルはネガティブに思われているのか?一つ一つ解説していきます。

バイセルがやばいのは前身の「スピード買取.jp」

バイセルが「やばい」と思われている理由は「過去に行政処分を受けたことがある」からです。

厳密には指導を受けたのは「バイセルの前身であるスピード買取.jpと当時の運営会社」ですが、消費者庁に「迷惑な買取行為はやめなさい」と怒られました。

行政処分について簡単に解説します。

スピード買取.jpの強引な営業に警告

「スピード買取.jp」を運営していた株式会社ランドは、2015年3月に「特定商取引法違反」による行政処分を受けました。

違反内容の詳細は下の方で解説しますが「氏名等不明示、不招請勧誘、書面記載不備、物品の引渡しの拒絶に関する告知義務違反及び迷惑勧誘」です。

行政処分とはいえ比較的軽い「指導」で済んでいますが、「次やったら営業停止な?」という重い罰則が待ち構えた処分です。

出張買取と特定商取引ついては別記事で詳しく解説してます。出張買取(訪問購入)はクーリング・オフでトラブル回避

この行政処分にビビった株式会社ランドは「スピード買取.jp」を現在の株式会社バイセルテクノロジーズに譲渡しました。

真っ当な営業では買取事業を継続できないと判断したのでしょうか。名前負けしないスピード感のある動きで売却したようです。

その後、「スピード買取.jp」は現在のブランド名「バイセル」に変更したため「スピード買取.jp やばい」から「バイセル やばい」にバージョンアップされました。

「スピード買取.jp」は同じ会社じゃないのか問題

「スピード買取.jp」を譲受し「バイセル」にブランド名を変更した「株式会社バイセルテクノロジーズ」は過去に2度の社名変更、そして代表者もコロコロ変わっています。

そのため「本当は同じ会社なのでは?」と勘繰る人もいるでしょうが、行政処分を受けた「株式会社ランド」と現在の「株式会社バイセルテクノロジーズ」は全くの別会社です。

「会社設立日」「役員」「古物商許可番号」が違います。

株式会社ランド(行政処分)
代表者 荻原大輔
会社設立 2012年3月
古物商許可番号 第304381206999号
株式会社エース(事業譲受)
代表者 畑野友行
会社設立 2001年1月
古物商許可番号 第301041408603号

株式会社エースは社名変更前の「株式会社バイセルテクノロジーズ」です。

更に遡ると設立当初は「アイ・マネジメント・ジャパン株式会」の名前で人材派遣業を行っていましたが「スピード買取.jp」を引き継いだ時に「株式会社エース」へ変更しました。

事業譲渡の際の金額は明らかになっていませんが、畑違いだったため当初は買取事業が上手くいかなかったそうです。

そんな赤字経営が続いたところで息子の畑野幸治が介入し、現代表の岩田匡平がコンサルとして参入します。

岩田匡平は相当のやり手で、わずか数カ月で黒字に回復させ1年後に代表取締役社長兼CEOに就任し、2年後の2019年12月にはバイセルを東京証券取引所マザーズ市場に上場させました。

「スピード買取.jp」を買い取った後の流れがゴチャゴチャしていてちょっと怪しいのですが、「会社の代表者」で箇条書きすると下記のようになります。

  1. 荻原大輔:初代「スピード買取.jp」で無茶な営業をして消費者庁に指導を受ける。
  2. 畑野友行:「スピード買取.jp」を買い取るが経営は赤字が続く。
  3. 畑野幸治:岩田匡平をコンサルとして召喚。「スピード買取.jp」を「バイセル」に変更。
  4. 岩田匡平:経営を黒字化し上場させる。

社名や代表者がコロコロ変わっている意味もあり「バイセルやばい」のかもしれません。

バイセルの着物CMがうざい

次にバイセルのネガティブサジェストに「うざい」のキーワードについて解説します。

「バイセル うざい」は「やばい」より単純な理由で炎上していました。坂上忍が出演する「バイセルの着物CM」が相当うざかったようです。

バイセルCM 坂上忍

覚えている人も多いと思います。超うざいCM「着物はバイセルはなはなはな♪」です。

バイセルの売名CMが超うざい

坂上忍を起用したこの「バイセルの着物CM」は2018年8月頃に流れました。「スピード買取.jp」から「バイセル」にブランド名を変更したタイミングです。

消費者の皆さんに覚えてもらいたいとはいえ、安い深夜枠を大人買いした結果、何度も何度も延々と流れていたようです。

上で紹介した動画とは別バージョンで「着物はバイセルはなはなはな」が15秒に3回繰り返したCMがあったとのこと。

なお坂上忍は「男性が嫌う男4連覇」「嫌いな司会者ぶっちぎり1位」です。そして延々と流れる「はなはなはな」はうざいですよね。

「着物はバイセルはなはなはな」がうざいのか「坂上忍」がうざいのか、どっちか分かりません。多分両方だと思います。

「好感度」より「知名度」を優先する戦略であれば大成功ですが、サジェスト検索に大きな爪痕を残す結果となりました。

バイセルの何が「ひどい」?

最後に「バイセル ひどい」についてですが「ひどい」の関連ワードは不安定です。表示される時とされない時があります。

不安定な理由は分かりませんが「バイセル ひどい」と検索する人達の深層心理は3点が挙げられます。

バイセル ひどい
  • 着物のひどいシミ
  • バイセルの買取額がひどい
  • バイセルの株価がひどい

現在「バイセル ひどい」検索すると「バイセルはシミがひどい着物でも買取する」みたいなポジティブな記事が多く表示されますが、おそらく「買取額」か「株価」の評価ですね。

バイセルの買取は多くの高評価を受けていますが、一部の利用者からはひどい低評価を下されてます(参考:みん評ヒカカク

そして「バイセルの株価」ですが、2021年2月~3月にかけて変動があったようです。

バイセル株価

株のことは詳しくないのでどの程度ひどいのか分かりませんが、この時期は「バイセルの株価」についてのツイートをよく見かけました。

今のところ回復しているようで良かったのですが、「バイセル ひどい」はおそらく株価について検索されていたのだと思います。

バイセル「やばい」「うざい」まとめ

「バイセル」の検索サジェスト「バイセル やばい」「バイセル うざい」「バイセル ひどい」についてまとめます。

「バイセル やばい」は前身の「スピード買取.jp」が悪質な買取営業をしていたため、「バイセルって元スピード買取.jpでしょ?やばい買取業者じゃん」と思われたのが原因です。

確かに「スピード買取.jp」は行政処分を受けましたが、当時は別会社「株式会社ランド」が運営していました。

「スピード買取.jp」を譲受したのが株式会社エース(現在の株式会社バイセルテクノロジーズ)です。

クリーンな営業を心がけたおかげで赤字経営が続きますが、業績をV字回復させマザーズ市場へ上場させたのが現代表の岩田匡平です。

博報堂出身の岩田匡平はテレビCM「着物はバイセルはなはなはな♪」で視聴者から「うざい」との悪評を受けますが、バイセルの知名度は上がりました。経営手腕は流石でしょう。

やばい株価は回復傾向にあるので安心です。

おまけ「スピード買取.jp」の行政処分内容

最後に株式会社ランドが受けた行政処分について簡単に説明します。細かい内容は消費者庁の発表をご覧下さい(→pdf

出張買取(訪問購入)は非常に厳しい規制があり、特定商取引法によって消費者の利益が守られています。

消費者とは出張買取のケースだと「品物を売る側の人」です。

株式会社ランドが違反した特定商取引法は下記5項目です。

  • 氏名等不明示
  • 不招請勧誘
  • 書面記載不備
  • 物品の引渡しの拒絶に関する告知義務違反
  • 迷惑勧誘

どんな違反をしたのか大体理解できますね。

訪問した際に身分を明かさず、着物買取で依頼したのに「貴金属はないか?」と勧誘し、売買が成立した時の明細書も簡略化されており、クーリングオフの説明もせず、「もっと売るものあるでしょ?」と強引な営業を行っていたとのこと。

トラウマレベルでやばいですよね。相当量のクレームや相談が消費者庁に届いたと思われます。

現在このような出張買取を行う業者はいませんが、1つか2つ特定商取引法違反をしている業者はいるので、くれぐれもご注意下さい。

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